葬儀の基礎知識について

  • お問い合わせ
  • SITEMAP

海外に永住しようと考えている人は

海外旅行は当たり前になり、今では海外に永住する日本人も増えてきました。そこで気になるのは、自分が亡くなったときはどうすればいいかです。住んでいる国で葬儀を行うことができるのか、それとも日本で行わなければいけないのかなど、気になることはたくさんあるでしょう。

たとえば、タイに住んでいる場合はどうなるのでしょうか。現在、タイにはたくさんの日本人が住んでいます。タイで亡くなった場合は、日本人僧侶に読経してもらうことが可能です。さらに、バンコク市内には日本人専用の納骨堂もあります。

タイでも日本とそれほど変わらない葬儀ができると言うわけです。海外に永住しようと考えている人は、自分が亡くなったときのことも考えておかなくてはいけません。住もうとしている国の冠婚葬祭の文化などの基礎知識は頭に入れておくべきです。

世界には日本では考えられないような葬儀の習慣がある

世界には日本では考えられないような葬儀の習慣があります。パレードのように列を組んで墓地まで向かうのはアジアではわりとポピュラーです。爆竹を鳴らしたり、楽隊が音楽を奏でたりしながら向かうことも珍しくなく、かなり賑やかな雰囲気があります。

日本では葬儀が賑やかになることはありません。ですから、驚きの風習と言えるでしょう。しかし、もっと信じられない葬送習慣がある国があります。それはチベットです。チベットで一般的に行われているのが鳥葬です。簡単に言うと、遺体を鳥に食べさせます。

日本人からしたら残酷と感じることでしょう。まるで処刑ではないかと言う人も少なくありません。しかし、そう感じるのは鳥葬の基礎知識がないからです。鳥葬だと魂が早く天国に行けると考えられています。生前に犯した罪が清められるとも言われています。