遠方から葬儀の為に来られた方への対応が分からない - 葬儀デジタル

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遠方から葬儀の為に来られた方への対応が分からない

故人がお世話になった方やご親族の方が皆近くに住んでいると言うばかりではなく、遠方の方に住んでいる方も勿論おられますよね。この時に気になるのは葬儀に参列する為に遠方から来られる方にかかっる交通費は、喪主がお包みするべきであるかと言う点ではないでしょうか。

確かに葬儀の為に遠い所からお越しになって下さった方に喪主の方が交通費を包みたくなるお気持ちはわかりますが、これは結婚式の様に「来て下さい」と招待している式ではありません。参列者はご自身の意思で参列をされる物になるので実費での参列が基本的な形となります。

その為、葬儀では交通費を喪主が出すと言う習慣は殆どありませんが、ご家庭によっては遠方の方には交通費をお包みすると言う習慣を設けている場合もあります。悩まれた際にはそのご家庭の風習に合わせられる事をおすすめします。

しかしこの時にお金をそのまま包んでしまいますと、年配の方は特に常識が無い人だと言う印象を抱いてしまう可能性があります。その為、遠くから来て下さった方に喪主の方が何かお礼を行いたいと思われるのであれば、現金と言う形ではなく日本にあるお中元・お歳暮の時期を活用し、感謝の気持ちをお伝えになられてはいかがでしょうか。

またこのお礼をお中元・お歳暮でお礼を行ったからと言って、香典返しを行わなくて良いと言うわけではありませんのでご注意ください。参列して下さったからでお供えを包んで下さった方にはきちんと香典返しも行いましょう。