青森県の葬儀について

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青森県の葬儀で近親者でない人が参列する場合

現代は、合理的な社会の様相となっています。医学の進歩などもあり、人が亡くなるということは身近とはいえない時代なので、葬儀においても合理化が進んでいるといえます。しかし、合理化されたお葬式の中には、地域独特の習慣や風習が含まれていることも少なくありません。

一見よくわからないような儀礼にも、遺族の故人への気持ちなどによって生じたものも多いようです。青森県の葬儀においては、故人との関係にもよりますが、参列するときに近親者ではないなら、お通夜か告別式かどちらに参列したほうが好ましいかが地域によって違う場合が多くあるようです。

その地域だけのしきたりともいえることなので、あらかじめ聞くことができれば近隣の人などに、それができなければお寺や葬儀社に問い合わせて、きちんと確認することが必要です。新聞で亡くなった旨の広告を見て参列する場合は、告別式に出ることが無難だとされています。

告別式のあと納骨まで済ませる青森県の葬儀

現在では、多くの物事が慣習的な方法をとらなくなっているようです。確かに地域ごとに異なる習慣では、滞りが生じてくることがあるかもしれません。しかし葬儀などひとの人生において重要な儀式である場合には、地域ごとに感情移入しやすい風習が引き継がれている場所も多くあります。

お葬式は、遺族が悲しみや混乱の中にあるときに行わなくてはならないことなので、現代的なものであれ、慣習的なものであれ、参列する側は遺族のこころに寄り添うことが重要です。東北の北部全般にいえることですが、青森県ではお通夜の前に火葬を行う前火葬が一般的です。

お通夜は近親者のみで行う一部の地域を除き、青森県のほぼ全域で、お通夜のほうが多くの参列者がいます。青森県のお葬式は、ほとんどがお通夜、告別式のあと納骨まで済ませてしまい、遺骨は骨壺には入れずに、直接お墓に埋葬することもあるようです。